三名湖フレンズクラブ


一年を通して三名湖で例会を行なっています。

四季折々、様々な表情を変える三名湖、魚影も

濃く、好釣果が続出する魅力的な釣り場です。

三名湖の老舗の愛湖会、フレンズクラブの会員

向け、連絡・通信も兼ねたホームページです。




2024年9月21日撮影

11月例会が無事に終わり、ホームページ更新をしました。

12月例会は18日の第3水曜日です。


例会報告基本フォーム

2024年11月例会報告


優勝     高橋純也  41.800kg   120枚+小ベラ多数 水神R岬右端

竿 28尺   底釣 両グルテン ウキ ボディ19㎝  グラスムクトップ  ハリス60×40㎝  道糸1号
ハリス0.4号   ハリ 角マルチ4号
 エサ    スゴグル単品 ポリ袋で30c cつくり 練らずに小さめ

2位      高橋清文   36.600kg   113枚   水神Rワンド中央

竿 27尺  底釣 両ダンゴ&両グルテン   ウキ ボディ19㎝  PCムク ハリス50×60㎝
  ミチイト1.2号   ハリス0.6号   ハリ セッサ5号
  エサ   両ダンゴ 夏、冬、マッハ、ペレ底各1+水2
            両グルテン 

3位     雨宮 究  34.000kg   100枚   水神R岬左端

竿 27尺  底釣    両グルテン ウキ ボディ17㎝7.5㍉径 PCムク  ハリス30×40㎝  
ミチイト1.2号   ハリス0.8号   ハリ グラン7号
     エサ   スゴグル単品 水同量   手水でネリネリ、柔の大きめ





寸評

  穏やかで暖かかった先週に比べ、月曜日から寒波襲来、例会当日の朝は6℃と冷え込みました。天気予報は終日曇り、夜には雨もという予想でした。ところが釣り座に着いてエサを打ち始めた頃に雨が降りだし、天気予報は大外れ、寒い1日となりました。風が弱かったのがせめてものさいわい、我慢の1日でした。

  当日は堰堤の壁を崩す工事が行われているため、安全性と騒音の観点から桟橋は大手張桟橋に限定、21人参加の三分の一がボートへ、残りは大手張桟橋に釣座を構えました。

  前日試釣組によれば魚は濃くどのタナでもよく当たるとのことでした。細かいヘラも混ざるもののそこそこ型も及第点、好釣果が期待されました。さて当日、寒さと雨でヘラのご機嫌はすこぶる悪く、大手張桟橋は混雑のためか食い渋り。苦しい展開となりました。ボートは大きめの鮒はほとんど食わず、その代わり小ベラたちの天下、アタリ数だけは恵まれました。結果、いたいけない幼稚園生ベラをいじめた心ない大人が上位を占めることとなりました。鮒の将来を潰す、あるまじき行為かもしれません。きっと大きくなったらグレてカラツンで仕返しをしてくるに違いありません。

 優勝は純也君。アタリが続けばとにかく釣りまくる、そこに理性は働きません。28尺の長竿をものともせず、ウキが動けば何でも合わせる超高速回転、休むのは深いタナでなじむまでの時間帯、ウキが立つと目をサンカクにして睨みつけてました。超小ベラをカウントせずにフラシに叩き込んだため、目方の計算が狂い、結果的にふたフラシドン、千円のペナルティとなりました👏それにしても良く釣ったものです、アタリの続く地合いをキープし続ける能力にとてもたけています。ボソっけのあるグルテンを使い、小さなハリを長めのハリスで振ってアタリは無差別攻撃、これで地合いをキープするのはなかなか難しいです。しかも、28尺ですヨ!釣りも釣ったり40キロオーバー、末恐ろしい😱

  2位は清ちゃん、113枚、27尺両ダンゴ主体で釣り込んだようです。アベレージ300g超、小ベラをかき分けて釣ったのでしょう。魚がウキの周りに見えだし、ソワソワして隣の管理人に「魚が見えるよ‼️」と訴えてくるので、「浅ダナ行けるんじゃない」と悪魔の囁きをしたのですが、乗ってきませんでした。ここら辺、成長の跡が見られます😆
このところの釣りを見てますと一皮剥けかかっている感じです。純也vs中田ラインを脅かす存在になって欲しいものです。

  3位は管理人、老骨鞭打って100枚釣りました。27尺でオモリ負荷6g弱の大きいウキを使いました。小ベラの攻撃でハリスが絡んでしまうので、30-40とハリスをつめてのなじみ際狙いでした。エサはスゴグル単品の両グルテンを練って大きめにつけ釣りました。パパと同量、歳の差で3位です(笑)

  4位はパパ、旧石切手前の24尺底釣りです。90枚ですから上手に型を揃えた感じですね。ミスター三名湖、まだまだ健在?

  5位は佐藤さん、桟橋組ではトップの31キロはご立派。大手張桟橋中央で19尺の段差の底釣、クワセはグルテンで59枚。良い型を揃えました。釣りの引き出しが広いですね。

  先月は桟橋、今月はボートから優勝者。「小ベラは裏切らない」この格言が心に沁みた例会でした。三名湖の釣り、奥が深くて楽しいですね。

2024年10月例会報告


優勝     根岸 保    50.400kg  98枚  一の入桟橋階段下

竿 10尺   60㎝〜80㎝の浅宙両ダンゴ ウキ ボディ5㎝  ムクトップ  ハリス25×40㎝  道糸1号
ハリス0.6号   ハリ ヤラズ6号
 エサ    スゴフ+マッハ+カルネバを柔めに練ってカルネバ追い足し調整

2位      雨宮 究   41.000kg   101枚   旧石切水神寄り

竿 15尺 深宙両ダンゴ   ウキ ボディ12㎝  1.2㍉グラスムク  ハリス30×40㎝  ミチイト1.5号
  ハリス0.8号   ハリ グラン8号
  エサ   バラケ   カクシン2+パウダーベイト、スゴフ、マッハ、カルネバ各0.5+水1
            クワセ    マッハ、スゴフ、カルネバ、GD各1+水1.2に増粘剤を入れたネバ

3位     佐藤正吉   38.800kg   68枚    大土手桟橋第二階段下

竿 17尺  タナ一本の浅宙両ダンゴ   ウキ ボディ9㎝ パイプトップ  ハリス30×40㎝  
ミチイト1号 ハリス0.6号   ハリ 6号
     エサ   ペレ軽2+ペレ道0.5+GD 1+BB1+水1   柔めに手水調整





寸評

  前日は穏やかな釣り日和で良く当たったそうです。土曜日放流した新ベラ食いだし、気難しい旧ベラを刺激してアタリ倍増、期待がふくらみました。試釣組は10月なのに100枚は軽い、一体どれだけ釣れてしまうのだろうとヨダレを垂らして例会当日を迎えました。気になるのはお天気。午後から雨予想の暗い曇天、晴れれば良いが、冷え込みと気圧が低いと最近の三名は食いがたちません。これが気になるマイナス要素でした。

  さて当日、お天気を気にしたのかボート組は少なく5、6人、桟橋を選択するメンバーが多数でした。

   魚の様子は如何に?エサを打ち出すとウキの周りフラフラ浮かんんできます。でも食わない!、糸ずれ、泡つけが頻繁にあるのに強いアタリが出ない!、当たるとスレる!、試釣組のため息が聞こえてくるようでした(笑)それに加えて、出船時にはやんでいた雨も予想より早く降り出し、早々に傘の花が咲きました。

 こんな地合いでもこの人には関係ありません。桟橋の帝王、根岸名人はこのところ好調の続く一の入桟橋に入釣です。さっと状況を見抜きセミカッツケ気味の浅宙でコツコツと釣果をあげていきました。午前は落ち込み主体、午後はチョイ待ち釣と状況を読み切ったようです。型も良く500gアベレージでした。2時半過ぎに98枚、フラシはそろそろ満員、ここでいつもなら何匹か詰め込んで12キロオーバーの罰金なのですが、100枚達成を思いとどまり、釣りを終了、根岸さんらしかぬ残念な判断でした。管理人は成績発表時のみなんの喜ぶ顔を見たかったです。それにしてもこの時期の桟橋50キロオーバーは出色、本当にお見事でした。拍手👏

  2位は管理人、久々の上位入賞です。みなさんは「死に馬に蹴れれた」とお思いでしょうが、釣りは何があるのかわからない(笑)。今回はいつも隣の中田さんにも見捨てられ、純也君は中央ロープへと、いつになく1人で釣るハメになりました。オマケに雨でテントを立て、ひとりぼっち、後は釣りをするしかありません。ボソの残るエサを上に、ネバを下バリにつけて釣りました。誰も相手にしてくれないので、竿先をいじくり回し、コツコツやったら101枚、こんなものなんですね釣りなんて。

3位は佐藤さん、やはり桟橋の帝王の壁は厚かった。根岸さんには圧倒されたものの、この時期の39キロはご立派です。大土手桟橋の中央に陣取り、17尺一本のペレ宙、馴染ませ、消し込みを狙うとうい考えた釣りでした。アベレージ570gという型を揃えました。佐藤さんによれば大土手中央が一番型が良いとのこと、もう少し食いが良ければ他を圧倒できる型の良さでした。型のボート、数の桟橋という方程式がこのところ崩れてきていると感じているのは管理人だけでしょうか?

4位はパパ、山奥で密造される白い粉、このところこの増粘剤に凝っているようです。21尺で80枚、安定した例会成績が続いています。近くで釣りをしていた息子、迷子になっていたようですが、ほったらかしでした。(笑)

5位はキヨちゃん、朝方浅ダナで順調に釣果を伸ばしていました。その後12尺の深宙に変更、少し芸域を拡げようと努力してます。

大手張桟橋はやはり減水で低調、桟橋もポイントと人の入り方で釣果に差が出るようです。放流モノが食いだしてこれから期待の三名湖でした。

2024年9月例会報告

優勝   中田猛    44.800kg   85枚  水神ロープ

竿 12尺 深宙コブセット   ウキ ボディ12㎝  1㍉グラスムク  ハリス10×17㎝  ミチイト2号
ハリス1号   ハリ バラサ9号×トロカケ6号竿 
  エサ   カクシン1+水2  マッハ4、BB2、浅ダナ2  グァーガム入粉末マッシュで調整

2位   高橋純也     35.800kg   60枚  中央ロープ

竿 11尺→13尺 深宙コブセット   ウキ ボディ9㎝  1㍉グラスムク  ハリス10×17㎝  ミチイト1.5号
  ハリス0.8号   ハリ グラン8号×角マルチ7号
     エサ   カクシン200+コウテン400+BB50+マッハ150 水200

3位   根岸 保    31.000kg   60枚     一の入桟橋

竿 10尺   1メーター浅ダナ両ダンゴ   ウキ ボディ5㎝ パイプトップ  ハリス27×37㎝  
ミチイト1号 ハリス0.6号   ハリ 6号
     エサ   凄ふ+マッハ+カルネバ1





寸評

  年間予定表の誤記もあり、参加者の少ない9月例会でしたが、予定通りおこづかい大会を開催しました。これがなかなかの激戦で、ダントツ釣果の優勝者が2位グループに。悪運強い3人(純也くん、松ちゃん、管理人)がグループ優勝をかすめとりました(笑)。

当日は他会の例会があり、いつものようにゲストを優先出船させてからの入釣となりました。ボート組は多少の混雑状況となり、いつもより桟橋を選択したメンバーも多かったようです。

先月と同様、午後より雷雨予報が出ていました。いつも当たらない気象庁の天気予報ですが、14時前になるとゴロゴロ遠くで雷鳴が響き、光月さんから14時に撤収のアナウンスが流れました。先月に続き、14時の繰上げ納竿でした。

魚の食いは低調で、試釣メンバーの予想どおり、我慢の釣りとなりました。浅いタナは朝のうちだけで、比較的深いタナの方が良かったようです。

 この食い渋り例会を制したのは中田さん、コブの家元、先月の屈辱を晴らす優勝でした。バラケの調整をカルネバからグァーガム入りのマッシュ粉末にマイナーチェンジ、色々と苦心しています。ちなみにこの白い粉、山奥の焼肉屋さんのキッチンで密造されているアブナイ代物のようです。市販品ではありませんので売人を通しての受け渡しとなります。一説によると当日も某エサメーカーの密偵が他会のゲストに紛れ調査に来ていたようです。冗談はさておき、バラケの開きを抑えて大きめのバラケをタナに送り込んでやるのが当日の釣りのポイントだったとのことです。純也くんとのコブのリマッチ、今回は中田さんに軍配が上がりました。この釣れない地合いでよく頑張りました。

  2位は純也君、これだけ渋いと彼の良さが発揮できないようです。一回もイケイケにならず、大きめのエサを打って拾い釣りを続けたようです。いつものブレンドにマッハを多めにして根気よく打ち返しました。このところ崩れることなく可愛げなく優勝争いを続けています。
清ちゃん、松葉さん、がんばれ。佐藤さん、長嶋さん、休んでいる場合ではありません。

3位は根岸さん、やはり桟橋の帝王は強かった。10尺のメーター両ダンゴ、今の三名湖では一番安定した釣果が出る釣り方なのかもしれません。ハリスバランスも27×37㌢のオーソドックスパターン、エサも凄ふ、マッハ、カルネバとごく普通のブレンド、スレた桟橋の魚をこれで人よりたくさん釣るのは結構難しいと管理人は思います。

4位は松本さん、ちょっと混雑した水神方面から大手張に移動し62枚と釣果を伸ばし入賞です。枚数では2位、3位を凌ぐ内容で型が少し小さかったようです。

5位はキヨちゃん、朝方浅ダナで順調に釣果を伸ばしていました。ダブルだ!っという声も聞こえていましたが、いつものように失速したようです。失礼、残念無念ですね。


雷で2ヶ月連続の早仕舞いとなりましたが、雨に濡れず無事に例会を開催できてラッキーでした。

2024年8月例会報告

優勝  高橋純也    64.200kg  117枚  旧石切ロープ

竿竿 11尺 深宙コブセット   ウキ ボディ9㎝  1㍉グラスムク  ハリス10×17㎝  ミチイト1.5号
  ハリス0.8号   ハリ グラン8号×角マルチ7号 12尺 深宙コブセット 

2位   高橋正純    47.000kg   97枚  一の入桟橋

竿 11尺 浅宙両ダンゴ ウキ ボディ4㎝  パイプトップ  ハリス32×40㎝  ミチイト1.2号
  ハリス0.8号   ハリ6号
エサ   カクシン3+カルネバ1+BB1   水1.5

3位   中田 猛  39.000kg   68枚     水神ロープ

竿 10.5尺 深宙コブセット   ウキ ボディ9㎝  1㍉グラスムク  ハリス10×17㎝  ミチイト1.75号
ハリス1号   ハリ バラサ9号×トロカケ6号竿 
  エサ   カクシン1+水2  マッハ4、BB2、浅ダナ2  カルネバで調整竿 





寸評

  台風の襲来で開催が危ぶまれた8月例会でしたが、この台風、九州手前でノロノロ状態が続いてなかなか本土に近づきません。結果、予定通りの例会開催となりました。理性的な多くのクラブメンバーは欠席となりましたが、群馬県民主体に集まった12人、曇天の中思い思いのポイントに散っていきました。当日、雨はほとんど降らずパラついた程度、風も弱くコンディションは悪くありません。しかし、13時過ぎに遠くでゴロゴロと雷鳴が響き、14時の納竿の緊急措置が取られました。この判断は賢明で、表彰式の最中土砂降りとなり、メンバー全員がずぶ濡れを免れました。

 この繰上げ納竿にも関わらず、優勝は60キロ半ば、全く持って愛湖会ならではの異常な好釣果を記録しています。フルタイムなら一体何キロ釣ってしまったのでしょうか......。

  優勝は純也君、本家昆布巻き名人中田さんが悶絶する中、一人旅で悠々と117枚を釣りまくり、64.2キロを記録しました。15時までやったら80キロ近く釣ったかもしれません。
中田家元に向かい、「今日のコブは大きいエサ打っちゃダメですよ。」とうそぶき、管理人には「雨宮さんの得意のエサ落ち一目だし、エサを絞ってコレですよコレ!」「早く指治るといいですね〜。」などと挑発しきりでした(笑)。2位を20キロ近く離し、まあ、よく釣ったものです。管理人も多くの釣り師をみてきましたが、これだけの応用力と爆発力、見たことありません、感心します。

さて2位はパパこと高橋会長、47キロは立派な釣果、今の三名湖の状態では優勝であってもおかしくありません。一の入桟橋の浅ダナ両ダンゴ、地合いを的確に読んでの対応と思います。息子の釣果を素直に喜べていない様子に、管理人は結果に自信があったのではないかと感じました。確かに3位に20キロ近く差をつけています。この結果には悔しいことでしょうがこの釣り上手の遺伝子を授けたのは間違いなくパパ、あなたの子です、原因はあなたです、諦めるしかありませんね(笑)。

3位は中田さん、朝方始めた得意のコブセットですが、地合いが悪いと感じたようです。22.5、21尺と両ダンゴを打ったもののこれも芳しくない。結局コブに戻して78枚、まさか、旧石切で爆釣しているとは思わず、隣の管理人とよもやま話をしながらのんびりやってました。この結果に、来月の巻き返しを誓ってましたが、返り討ち、心配です😆

4位は佐藤さん。大土手桟橋13尺メーター両ダンゴ、68枚でした。なんでもペレ宙と三名湖では珍しいエサを使いました。

5位はキヨちゃん、浅ダナ11尺から10尺コブセット、隣の純也くんの毒気にあたり、指を咥えていたようです。「私、寄せる人、釣るのは純也くん。」そう語ってみんなを和ませていました。相変わらず良いキャラしてます。😊

台風が心配されましたが、なんとか無事に例会を開催できてラッキーでした。

2024年7月例会報告


優勝   中田 猛   63.600kg  129枚  旧石切崖寄り


竿 10.5尺 深宙コブセット   ウキ ボディ9㎝  1㍉グラスムク  ハリス10×17㎝  ミチイト1.75号
  ハリス1号   ハリ バラサ9号×トロカケ6号
     エサ   カクシン1+水2  マッハ4、BB2、浅ダナ2 カルネバで調整

2位   高橋 純也   54.400kg   101枚   二の入最奥


竿  18尺  深宙両ダンゴ  ウキ ボディ14.5㎝  PCムク   ハリス 45×60  グラン8号
  エサ カクシン3+BB、コウテン、カルネバ各0.5+水1.2〜1.3

3位   佐藤正吉  50.600kg  98枚    一の入桟橋


竿  11尺   浅宙カッツケ両ダンゴ   ウキ ボディ4㎝ PC0.8㍉   ハリス 15×22
  エサ   ガッテン1+GD1+マッハ2+BB1水1




寸評

  前日は曇り予報でしたが、雨が一日中よく降りました。雨の後は具合が悪い、このところの三名湖のジンクスでしたが、何故か例会当日は鮒のご機嫌が良く、三名湖の今期最高釣果が出ました。光月さんによれば日曜日頃から好転してきたとの事、多少の期待はありましたが、往年の魚影の濃さには及ばない三名湖、正直60キロ台の釣果が出るとは思いませんでした。異常釣果クラブと噂されるフレンズクラブ、面目躍如といったところでしょうか😆

  優勝は先月に続き中田さん、フレンズでも2年ほど前から夏の爆釣の定番となったコブセットで釣りきりました。滑り出しはソコソコでしたが、気温が上がり始めた中盤から独壇場、魚が彼の周りで走りまくってました。5年の歳月をかけて開発した釣方、前年にフレンズメンバーに釣方をコピーされ発奮、バラケをリニューアルしてのぞみました。釣りの雑誌などで紹介されるコブセットの釣りとは全く真逆の釣り方なので、三名湖のホームページや本ホームページをご覧になった方の人心をさぞ惑わす事でしょう。

  2位は純也くん、二の入の最奥に型の良いヘラがいることをつきとめ、半分破れかぶれかもしれませんが、1発勝負に出ました。それが当たり100枚越え、優勝は俺のものだと凱旋してきましたが、そこは異常釣果クラブ、何がおこるかわかりません。
ひょっとしたら「コブ?」、途中でイヤな予感が脳裏をよぎったそうで胸騒ぎ的中(笑)。
本当にフレンズはこわいですね。でもこの成績は立派です。

 3位は桟橋の帝王対決で根岸さんに競り勝った佐藤さん。行事役の清文君を真ん中に挟み、カッツケ両ダンゴで釣り込みました。激しいシーソーゲームだったようで、真ん中のキヨちゃん、左右で竿を絞る2人が気になり、右に左に振り向いてばかり、その間に自分のウキのアタリを見逃していたようです。物静かな佐藤さんですが、今シーズン釣れない三名湖、まあ50㌔も釣れば優勝?そんな気持ちになったのではないでしょうか?フレンズ、恐ろしいクラブですね〜。

  4位はパパ、50キロにはとどきませんでしたが、故障者リストから完全復活ですね。管理人、羨ましい限りです(笑)。後は息子をどうにかしてください。パパも金市田ワンド、魚の匂いを嗅ぎ分けてます。

  5位は根岸さん、途中で穂先を持っていかれ、しばらく減速、奇跡が起きて穂先を回収でき、その後猛追したようです。アクシデントが響きましたね。
  6位は松葉さん、大土手の水門前で根岸さんと同量を釣りまくりました。11尺カッツケ、タナを60センチとったそうですが、年の差で6位となりました。フレンズ一番の成長株、優勝も間近いと思います。

三名湖健在、そんな気持ちにさせる例会結果でした。

2024年6月例会報告


優勝   中田 猛   34.400kg  70枚  金市田岬先端


竿 24尺  深宙両ダンゴ    ウキ ボディ12㎝  0.8㍉グラスムク  ハリス30×50㎝  グラン7号
     エサ カクシン200c c+水90 cc  増粘剤で調整

2位   高橋 正純  26.000kg  52枚   1の入桟橋


竿  11尺  深宙両ダンゴ  ウキ ボディ6㎝  PCムク   ハリス 25×40  グラン8号
  エサ カクシン3+BB1+カルネバ1+水2 マッハ1でしめる

3位    根岸 保   25.200kg   57枚    大手張桟橋中央


竿  9尺   浅宙両ダンゴ  1m〜40㌢ ウキ ボディ5㎝ PC   ハリス 25×32
  エサ   凄麩+ネバふ+マッハ各1に水1




寸評

  前日は全国で大雨が記録されました。新幹線は止まり、河口湖では鮒が浅場につっかけ、結構な雨量でした。こうした翌日は水温変化で釣れないことがおおく、当日も三名各所でため息が聞こえてきました。朝は少し寒かったものの、強い日差しで急激に気温が上がり、風もある中、釣りにはきついコンディションでした。

  優勝は中田さん、実力の違いを見せつけました。前日の大雨の中試釣を敢行、19尺から24尺でタナを探りました。雨上がりの渋さを考慮し、一番アタリの多かった24尺を選択したようですが、隣で見ていて大変そうでした。ここら辺が、現役の凄さなんでしょうね。
  エサはカクシンの単品。ここに増粘剤(フレークマッシュにグァーガムを少量入れ、ミキサーで粉砕した粉末)でカクシンに粘りを加え釣り切りました。隣で指を咥えていた管理人、彼は非常にシンプルな釣りをしますが、ウキと仕掛けのバランス、エサのタナへの入れ方、非常に繊細でいつも感心しています。ズボラな管理人には到底マネができません。

  2位は前月優勝のパパ、今月も老骨に鞭打ちがんばりました。純也君の言うポンコツトリオ、故障者リスト入りの管理人、斉藤さん、パパの3人ですが、どうもパパはリストから外れたようです。エサが動いている間しか当たらなかったとの事、ウキのサイズを小さくして行きながらアタリを引き出していったようです。エサの配合も以前と異なり、色々と思いをめぐらせている感じがします。当面はお任せいたします。

 3位は桟橋の帝王根岸さん、この人はひょうひょうとしていて、いつも安定した釣果をあげます。なじみぎわにフォーカスして釣りを組み立てていったとの事ですが、タナの取り方、アタリの取り方、読みが鋭いのでしょうね、

  4位は純也君、パワー系の彼には地合いがあっていませんでした。強い釣りでは中田さんと互角にわたりあいますが、ここらが彼の課題ですね。
  5位は佐藤さん、朝の出だしは22.5尺で周りを圧倒、それだけにもったいない1日でした。

このところ、三名の例会優勝釣果は20㌔前後、その意味で言えば、悪条件の中、みなさんよく頑張りました。

2024年5月例会報

優勝   高橋正純   43.000kg  88枚  大土手桟橋最奥

竿 11尺  メーター 両ダンゴ    ウキ ボディ4㎝  パイプ   ハリス25×32㎝  
     エサ カクシン3+BB1+カルネバ1 +水2

2位   高橋清文   38.200kg   86枚  大土手桟橋奥

竿  9尺   深宙両ダンゴ  ウキ ボディ9㎝  PC   ハリス
  エサ 凄ふ2+マッハ2+カルネバ1+GD1 +水1.5 増粘剤少々

3位    中野幹裕    33.800kg  69枚  水神R

竿  15尺   深宙両ダンゴ  ウキ ボディ14㎝ パイプトップ   ハリス 65×50
  エサ パウダーベイト、天天、マッハ、カクシン各1に水1


寸評

  天候は晴れ時々曇りの絶好のコンディション、5月にしては全般的に良い釣果にめぐまれました。三名湖の水位も上昇してきて、もうしばらくで本来の優雅な姿に戻るのではないでしょうか。余談ですが、管理人は三名湖の明るい日本庭園風の姿が好きです。早く工事が終わって欲しいです。

  さて、本題、今回のハイライトはパパこと、高橋会長の復活です。体調を崩し、このところ低迷を続けていました。愛息?純也君によれば「もう終わった釣り師」とのことでしたが、往年のポジションに戻ってきました。ミスター三名湖の復活です。11尺の浅ダナで、落ち込みを追わない地合いを読み切り、なじませドンのアタリを演出しました。低空飛行を続ける管理人としてはパパの爪の垢を煎じて飲みたいくらいです。お見事でした。

  2位はパパの側で太刀持ちを演じた清ちゃんでした。パパとほぼ同じ位の枚数を釣り上げましたが、型が悪く、2位に甘んじました。今日は何故か苦手の深宙、それも増粘剤を加えたエサで釣り込むなど、新境地を開拓しました。最後の1時間は得意の浅ダナにチェンジし、1時間で12枚を釣ったそうです。本人曰く、パパに花を持たせたそうです。

  3位は新入会員の中野幹裕さん、ボート組ではトップの成績、初参戦3位はこれからの活躍が期待されます。いつも斉藤さんと一緒に釣行されてましたが、本家を凌ぐかなりの遣い手はと拝察しました。お手柔らかにお願いします。

 4位は中田さん、なんと97枚を釣ったものの型に泣きました。とはいえ、両隣に純也君と管理人を従え、2人をダブルスコアに葬り、大土手手前では堂々の横綱相撲でした。
 5位は桟橋の帝王こと根岸さん、今日は桟橋帝王代理の佐藤さんがボートに乗るとういう暴挙に出たため、今一つ力が入らなかったようです。安定した釣果を出す実力者ですね。

 このところコロナの影響もあり、参加者が少なくなってきていましたが、少しずつ新入会員の方も増えてきました。とても良い傾向だと思います。

2024年4月例会報告


優勝   中田 猛  48.400kg  89枚  大土手手前先端  

   竿9尺  タナ 70㌢ 道糸1.2号 ハリス0.6号 40×25㌢ ウキ グラスムクボディ6センチ 

   エサ カクシン3+水1 増粘剤少々

2位   高橋純也   43.800kg  83枚  大土手最奥  

   午前中 竿9尺 深宙 バラグルセット 51枚 ハリス 50×65 グラン8号
   午後10.5尺 浅ダナ 32枚 ハリス25×32 角マルチ4号
   エサ カクシン3 カルネバ、BB各0.5 水1.2

3位   根岸 保  40.000kg  69枚  大土手奥

   竿9尺 タナ 午前1.5㍍ 午後1㍍   ハリス35×45  ヤラズ6号
   エサ 凄麩1水1にカクシンとグルバラをサシていく


寸評

当日は一日中雨の厳しいコンディション、参加者も17名と少し寂しい例会でした。
試釣組によれば、新ベラの荒喰いは期待できないものの、古いヘラがそこそこ当たり、
好釣果が期待されました。当日は冷え込みもキツくヘラの食いも渋い状態でした。
早朝は当たりも少なく、苦労したメンバーが多かったようです。

優勝は中田さん、前年度チャンピオンの貫禄を示しました。前日の試釣で良かったボート桟橋寄りに釣り座を構えて、極細の長いグラスムクトップのストロークを利用した6、70㌢の浅ダナでコンスタントに釣り込みました。昨年は浅草ヘラブナ会の年間も制し、自信にみなぎった余裕の釣りを披露しました。
2位は純也くん、こちらは枚数こそ大差ないものの、彼にしては型が細かく、惜敗です。
午前、グルテンセットで数合わせにいったのが敗因かもしれません。でも、この地合いで
この枚数は良く釣りました。
3位は根岸さん、桟橋の帝王は久しぶりでも健在、実力発揮です。やはり浅ダナは強いです。
お見事でした。
4位には沖津さん、松本さんを挑発しながらコツコツしっかり釣り込みました。地合いを掴んでましたね。お見事でした。
5、6、7位は名前こそ記しませんが、釣れねーランドに遊びにいっていたようです。

堰堤工事のコンクリートから出るアクがヘラブナにどんな影響を及ぼすか、それが心配されましたが、今のところ大した影響は感じません。昨年5月のイカリムシ、今年は大量発生しない事を願います。

2024年の年間成績



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